2022/01 三重釣行(船)

年始明けの成人の日手前、金-日曜の2泊3日で比較的弾丸計画で三重へ釣行に行ってきました。出発前日に関東一片が大雪となり、23区で積雪10cmを記録するレベルで、どうなることやらと思いましたが、新幹線含め電車系は問題なく動いており問題なく出発です。

新幹線は乗るのは慣れたけどチケットが面倒

いつもは友人と一緒に行くので予約を任せてましたが、今回は一人。えきねっとで新幹線を予約して新横浜に到着したものの、新横浜駅の新幹線乗り場の券売機で発券できず。ネット予約の注意書きはあったなーと思いつつも、名古屋では発券できんので、横浜で往復分発券しておいてねってぐらいでしか見てなかった。篠原口で発行とは認識していたので、探して辿ってみると一回新幹線の駅舎から出てJR?の別の駅舎に行く必要がありました。早く来てて正解。ほんとこの新幹線の管轄の違いなのかいろんなサービスがあってそれぞれ違ったり、特急券と乗車券が分かれてたりとかほんと意味わからない。

なんとか発券して改札通過後、友人から風次第で出船日が変わるかもとのことで、帰る日をとりあえず1日延ばすことに。入ったばかりの改札内で駅員さんに相談して、帰りの特急券だけをその場でキャンセル。乗車券は5日間有効なのでそのままでよく、再度決まったら帰りの特急券を購入する方向でキャンセル処理してもらいました。すごく丁寧に対応してもらったのでよかった。システムの複雑さを駅員さんの知識運用でカバーしてる。。。*1

オミクロンの影響で新幹線の中で駅弁は食べられる空気じゃないかなーと思って買わなかったんですが、横誰もいなかったので余計な心配でした。平日日中で前日の雪もあったせいか、各横列に一人(一組)ずつぐらいの感じ。途中丹波山?と富士山は雪で白く染まっていて綺麗な感じでした。

名古屋からは名鉄特急に乗り換えて伊勢市駅までのどかな風景を眺めつつ到着。伊勢市駅は近くに伊勢神宮への参道があるんですが、今回はスルーして迎えにきてもらってそのまま遅めのランチラーメン。その後釣行に向けたご飯やら酔い止めやらを買いに。今回ルアーやラインは事前に買って滞在先に配送していて、釣具屋での散財はナシ。

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釣り計画を練る

家に到着して3年ぐらい置いたままだった釣具のチェック。PEを巻き直そうと思ってたけど、特に問題なさそうなのでリーダーのみの交換。さすがにリーダーはカッチカチで劣化してました。前回オナガザメを釣り上げたジグも無事だったので、また最初はそれで出ることに。一通り準備をして、晩御飯を食べて風の予報を見つつ計画を練ります。

元々土曜日早朝一発勝負の予定でしたが、土曜日早朝から強風予報になったので土曜日を遅め出発の日中プラクティスとして、日曜日に早朝からの本気モードの案が出ていました。ただ、細かい場所を考えると風が意外と止むのではという船頭の経験からくる勘をもとに再度土曜早朝一発勝負、釣れなかったら泣きの日曜再挑戦という釣行計画となりました。

釣行本番

冬場は日の出が遅いので5時手前に起きて船着場へ。船の上でジギングとタイラバの2タックルを準備し、日の出と共に沖合へ出発。この日の朝は思ったよりは冷えが強くはなく、着込んでいた分で暖かく過ごせるぐらい。ただ、さすがに海水が手につくと気化熱で手は悴むぐらいには冷えていました。

始めてすぐに太刀魚が上がり、サゴシが上がり、自分は35cmぐらいのデカアジが一番最初に来ました。その後人生初のサゴシが到来。久しぶりの大きめ(ショアに比べて)の魚がかかり、引きが楽しい。結構海が賑やかだねという感じで期待が持てるコンディションでした。この時は期待がいっぱいでした。その後友人が大物をかけたかと思うと、今回の珍客ナヌカザメでした。最初ネコザメと言っていて、後日違いに気づいたそうです。

そして、事件は起こったのです・・・

ジグを少し放ろうとしたら、リーダーなのか引っかかりそのまま竿がルアーに引っ張られます。その反動で少し悴んでいた手から、ジギングタックルが、ぽーんと海へ。海へ。海へ?ぼちゃんという音とともに、青い海に沈んでいく銀色のオシアジガーとロッドなど一式*2。。。

呆然とはこのことで「???」という状態、ただただ青い海に見えなくなっていく(釣れた時に魚影が見えてくるワクワクと逆の)姿を見ることしかできませんでした。悲しいというよりも驚きしかなく、ああこれは将来ボケてやらかしたらこんな気持ちになるのかという感じでした。

夏なら海に飛び込んだ可能性もなくはないですが、冬は船に上がったら帰化熱で低体温症で死んでしまう*3ので、流石にできませんでした。もちろん女神が出てきて「あなたの落としたのは金のカルカッタコンクエストですか?それとも銀のオシアジガーですか?*4」というのもありませんでした。

この後少し潮がおとなしくなり釣れなくなったので、このまま続けるか、この日は終えて釣具屋に行ってジギングタックルを調達して明日またいくか、という判断をすることに。さすがに7万ポンと出す判断には時間が短く、たった1日でも海の状況は変わってしまうので、続けることに決めました。

幸いもう一つのタイラバタックルがあったので釣り自体は継続できました。継続した結果、これまた初めてのマトウダイと常連のうっかりカサゴを釣って納竿(と言っても一本ないけど)となりました。

3人で思ったより大量に釣れたので兆候としては成功でした。ジギングタックルが残ってたら大成功でしたが。。。

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帰宅して真冬の寒空の下、外の流しで鱗落としと内臓、頭落としをやってから新聞等で生ごみ袋へ。たくさん釣れたのでそれなりの時間(と言っても半分以上は友人がやってくれた)かかりました。その後、たくさん釣れた魚での手巻き寿司パーティ。だいぶ贅沢な感じに。

帰路へ

なんだかんだ当初の予定通りの日曜に帰路に着くことに。朝はかなり冷え込み昼間は風がなさすぎで、出てても微妙だったかもなーとということで、土曜本番にしたのもタックル紛失後に継続したのも結果オーライとなりました。さらに腕と背中が痛くなってたのでもう1日できてたかというとかなり怪しいところ。

予約なしで時間に縛られないので、名鉄にだらっと乗って*5名古屋ではサクッと新幹線指定席買って帰りました。帰りは意外と席が埋まっていて、さすがに隣り合うのは気まずいなーと座席指定で車両を漁りまくって見つけた席にしました。

持ち帰った魚

釣ったサゴシとマトウダイの両身、特大鰤の半身をお土産、今回は行けなかった別の友人に半分お裾分け。友人の子供も喜んで食べてくれたそうでよかったよかった。

マトウダイは刺身、サゴシは半分炙り刺身で半分味噌漬け。両方とも刺身で食べれるのは珍しいので釣った特権。鰤は少し刺身と切り身はソテーにして食べました。

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感想

やっぱり新幹線に乗って遠くに行くのはワクワクして楽しいし、魚もたくさん釣れてよかった。幸い落としたタックルもお金があればまた買えるものなので、また行くタイミングで考えよう。それよりも、タックル転落防止の紐的な仕組みを考えないと。ロッドとリールを落としても引き上げられる強度があって簡単に着け外しできるものかつ、ガッチリ紐づくと大物に引き摺り込まれる可能性もあるので、いざという時は外せるバランス。タックル用の救命胴衣みたいなのがあればいいんだけどなぁ。。。

今年の夏ぐらいには自由に動けるようになるといいな。

*1:えきネットよりはEXの方がいいらしいので次回はそれを使おうかな。

*2:一式合計7万円ほどで、前回のオナガザメ釣行に続いて今回2回目の使用

*3:海自体は意外と海流であったかい

*4:両方その金属色のリール(釣具の糸巻いてあるやつ)の製品名です。

*5:駅に着いてすぐ特急出たので30分お土産見ながら待った