2023/07/16(日) 茨城サーフ釣行とその後ぶらぶら

前回の三浦半島からなかなかスケジュールと天候が合わず、あっという間に7月に突入。さらに用事が続くこともあり、風があるものの向きが追い風になる茨城県のサーフへ数年ぶりに行ってきました。

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  • 2023/07/16(日) 早朝 4:00-7:30
  • 茨城県のサーフ
  • 気温 ~36度予報

装備

  • 熱砂112M(3ピース)
  • 20ツインパワー4000MHG +PE1.5号+フロロ5号
  • ミノー系プラグ、ジグヘッドワーム

茨城サーフへ突撃

深夜0時から出発し、友人を拾って運転を変わってもらい茨城方面へ。釣り場に到着すると釣り人とともにサーファーも動き出していました。雰囲気的には夜明け付近は釣り人、あとはサーファーという感じで適宜棲み分けられているのと、サーフの区間みたいなところである程度分かれていました。

到着が4:00ごろでちょうど夜が明けて来ておりすぐに準備して釣り開始です。釣り人もそれなりにいますが、一定の間隔で入る余地がある程度の人数で釣りはできました。それなりに遠浅で、少し駆け上がりがあるぐらいで、水中には目立った障害物はなさそうでした。ヘッドランド(立入禁止)があるんですが、そこを浜から攻められる場所は先客がいたので狙うのは難しく。フローティングミノー、シンキングミノー、ジグ系、ジグヘッド+ワームなどで投げられる範囲を攻めてみましたが反応はなく。ヒラメは案外手前にも居ることは多いらしいので気を抜かずにやってみますが全く反応なし。ボラのような魚がたまーに跳ねるので魚はいるんだろうなとは思いつつも、活発な感じはなかったです。

完全に夜が明けるぐらいまでは釣れそうな感じがあったんですが、陽が昇ってからは暑さが凄まじく体力と気力をかなり持っていかれます。それに加えて周りも一切釣り上げる様子がなく、全体的に「今日はダメかなー」ムードが大きくなっていきます。開始から3時間程度の7:00で相当な暑さを感じることもあり、熱中症も考えて切り上げることにしました。周りも朝イチだけという人が多いのか釣り人もまばらになっていました。

釣行後

今回元々暑さを考慮して遅くとも午前中で切り上げて、温泉に行ってどこかでご飯を食べて帰る計画でした。想定以上に早く切り上げたのでまだ温泉施設開いてないのでは??ということになり、茨城に向かう車の中でたまたま話していた、村田基さんの釣具屋「潮来つり具センター」へ行ってみることにしました。

潮来つり具センター

自分の世代は「グランダー武蔵」という漫画によってバス釣りブームが起き、その時のすごい人兼アドバイザーが村田基(むらた はじめ)さんでした。釣り=おじいちゃんではなく、なんかかっこいルアーテクニックによるバスフィッシング、しかもそのキャスト技巧、魚をかけた時の「フィーッシュ!!」という独特の掛け声、「キャッチアンドリリース」という思想*1などで、同世代では多くの人が釣り=バスフィッシングとして経験したかと思います。そんな当時は神様みたいな人*2のお店に簡単に行けるのです。

潮来駅のすぐ近くに店があり駐車場もあります。店は基本的にはルアー系でバスに限らずシーバスや青物などのソルトルアーも取り扱っています。WaterLandという独自ブランドのルアーやグッズも販売されており、スピンソニックというルアーは当時福岡で買いたくても買えなかった思い出があります。今回は何かを買いに来たわけではなかったんですが、なんとグランダー武蔵の「スケルトンクランク」の復刻版が販売されていて、思わず漫画と同じモデルカラーの白ガイコツにブラックボディを買ってしまいました。多分当時よりは高いですが、大人になったので1個ぐらいは余裕なんですよ。

途中で村田さんがお店に出てきて、リールの説明をしてました。動画では何回も見てるんですが実際に生で見るのは初めてで「おー」とは思いましたが、話しかけるわけではなくただ遠くから「本人だー」と眺めてました。他のスタッフさん含めて熱心に説明されている様子があり、相談して買いたい人はとても良さそうです。

温泉銭湯

温泉(というか銭湯)は市民センターみたいなところが運営している施設が朝10時から開いていて、ほぼ開店と同時に入りました。現金オンリーの券売機を前に1万円札しかないという状況で出遅れ、両替してもらい脱衣所、浴室へ。露天、風呂、半身浴、サウナ、水風呂のシンプル構成で、未明からの移動と釣りの疲れを癒しました。足伸ばせる風呂はほんと気持ちがいい。露天で温まった体を外気で冷やすのは好きなんですが、日差しが当たる場所でジリジリするので今回は短め。

風呂上がりの牛乳は置いてなかったものの飲み物やアイスなど既製品はそこそこあり、休憩場所もあって風呂上がり後は少し休憩してその後のプランを練ることに。

町中華

友人が最近狙っているのが、地元の町の中華料理屋みたいなところの食事。おしゃれではなく、チェーンのように画一的ではない、ただ地元の人はよく来る店、みたいなところ。友人曰く、「カレー」「オムライス」のようなおおよそ中華料理屋で出てこないようなメニューが存在する店が良いとのこと。

今回は潮来の後で案外近いしってことで桃鉄で知っているけど行ったことはない「銚子」で店を探していってきました。ラーメン500円でカレーも置いてる店で、自分はラーメン、友人たちはラーメンと半カレーを注文。醤油ベースの中華風ラーメンで500円ですが1.5玉ぐらいの麺にチャーシュー、めんま、ねぎ、青菜?といったベーシックなトッピングでこの金額で大丈夫かなーと思うところ。半カレーは自分なら1人前でもおかしくはないなという量でした。

昼時と重なったこともあってお客さんの入りもよくサクッと食べて店を後に。

帰路

その後は地域特有のスーパーに寄って地域色なもの探してみるものの思ったよりはなく帰路へ。日曜の夕方付近で混むかなと思っていたんですが、少し早めに帰ったのと3連休の中日なせいか大きな渋滞には巻き込まれることなく帰れました。

感想/反省点

近年の猛暑日の増加、最高気温の上昇などもあり、夏の晴れた日中の釣行はもう現実的ではないと感じました。やるなら日没後〜早朝陽が登って少しまで。ただ夜釣りは慣れた場所じゃないと危ないのと、夜通し釣りするとやっぱり次の日のダメージが大きいのが難点です。今回は茨城のサーフで、海流的に海水がかなり冷たいのでサンダルで波打ち際にいると*3かなり冷やせます。それでもきついです。太平洋側だと水も暖かいのでそうはいきません。

砂対策も必要で、今回は運転もあったため普通の靴+靴下で向かい、サーフ用のサンダルに履き替えました。水を入れたペットボトルを凍らせてクーラーに入れておき、帰りに溶けてくるあたりで足の砂を流してタオルで拭いて靴下、靴への履き替えをしました。サンダルはビニールに入れて封印。サーフならウェーダーを履いてやるのもあるんですが、今の釣行回数と後片付けを考えるとあまり現実的ではありません。

今回朝まづめねらいで日付変わる頃に出発して早めに帰ってきましたが、次の日休みじゃないと体力を回復しきれないですね。しかも前日子供と国立科学博物館に行って一眠りして出発だったのでちょっと無理したかなという感じです。

あとはギリギリまで風向きと強さで中止も考えていたので車の確保が遅れたため、軽自動車(ウェイク)を借りることになり加速の弱さとウインカーの取り回しが怖かったです。用途が違うって話ではあるんですが、ウインカーの操作感はなんでそうしたのか?という感じでした。急にウインカー消えるのが一番困って、さらに消えたのが運転してるとわからない。今回三連休なのをすっかり忘れてたこともありますが、次からは車早めに確保しないと。

前日夜早いうちから寝る余裕が必要なんですが、未明出発朝まづめねらい、その後風呂と食事が一番楽しめそうな気はします。後は初めて行く地は楽しいですね。

次回

夏の間は厳しいかも。春イカ今年はできずじまいなので気温が落ち着いてからの秋イカかな。

*1:2023年現在は生きたままの移動は法律で禁止されています。その場でのキャッチアンドリリースも地域の条例などで禁止されているところもあります。日本釣振興会のキャッチアンドリリースについて外来生物法特定外来種あたりを参照のこと

*2:今も釣り関連では色々なことやっていてYoutubeもやってます。

*3:もちろん急な大波と離岸流には十分注意が必要です