2022/09/28(水) 久方ぶりの美術館

久しぶりに平日休みをとって美術館に行ってきました。特に美術館に行こうかという思いで休みを取ったわけではなく、子供たちが幼稚園に行っている間に妻とお出かけするのに探していたところ当てはまりました。

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妻からは「ご飯が美味しいところ」自分は「天気が良さそうなのでドライブして海が見たい」というところかつ、「何かしら1つぐらいは見所のある場所」に行こうかなと。あとはMapを見つつ「子供たちがいると行きづらいところ」「電車だけだと行きにくいところ」を追加して海岸線をなぞっていると、ふと横須賀美術館というのが目に入りました。調べてみると海がすぐ近く、併設されているレストランがちょっとおしゃれそうで、妻に伝えるといいねということで行ってきました。

高速を進んで海沿いを走り無事到着。10時ちょっとぐらいに着き、ランチは11時からなのもあって先に美術館を見ることに。常設展はちょうど作品の入れ替え時期で閉鎖していて、特別展「猪熊弦一郎展」のみ開催していて、この特別展をしっかりみることに。画家の生涯の作品たちが年を経るごとに展示され、作風やジャンル?の移り変わりがとても興味深く感じられました。三越の紙袋をデザインしていて実物が置いてあり、確かに見たことあるなと。

久しぶりに絵画などをゆっくり鑑賞すること*1ができて、改めて実物を直接見ることや、作品のタイトル、作者の生きた時代の解説を見るのはとても面白いと感じました。Webなどでも絵自体は見ることもできますが、実際に目の前の大きなキャンバスに油彩で描かれた作品を見ると印象がかなり違います。正直芸術がなんたるかや教養はほとんど持ち合わせていないので、何がどうという話はできなませんが、何を表現したのか、解説にある意味がどう反映されているのかなど、考えることは面白いです。

気に入った絵もあったので売店でポストカードなどを買ってみるかと思っていましたが、ポストカードになった状態で見ると、実物との差に愕然とすることに。大きさはもちろん色味を含めて全然別物でした。

特別展だけだったので1時間ちょっとで見終わり、レストランに行こうとしたら既に満席で、7組程度待ち行列に入っていました。美術館の中は平日/常設展が交換中なのもあってか人はほとんどいませんでしたが、実はレストランだけ目当てで来る人が結構いるようで完全に油断していました。すぐに待ちのシートに名前を書いて待つことに。しかしちょうど一回転目の人たちが入ったあとなので、直ぐには空かないと思いつつ美術館の外観や道路側の散策、お土産店の物色などをします。

美術館は前面が広い芝生になっていて海が一望でき、空もひらけているので晴れているととても気持ちよく、空に吸い込まれるような気分になります。館内から屋上庭園に上がることができ、そこからも海と反対側の丘というか岸壁を望むことができます。これらの景色も絵画と同じく、実際に見るのと写真を撮ったのだと伝わりきれないものがあります。

30分ほど時間を潰して店内へ。テラス席は海からの風が冷たかったので今回はパス。予約では無い*2のと空いた席なのもあり窓際は逃したものの、全体的に晴れの明るさとガラス張りの抜け感で、とても爽やかに食事をすることができました。ピッツァセットとパスタセットをそれぞれ頼んで美味しかったです。量が意外とあったのでデザートはパス。

店内はカップルや時間に余裕のある年代の方などで賑わってました。デートやオシャレランチにとてもいいと思います。次はテラスで快適に過ごせる時に行きたいなぁ。美術館も常設展の入れ替え終わったらまた見にきたい。今回は時間の制約もあったので、近くの観音崎公園や砂浜などは見れていないのでそっちも見に行きたい。

*1:久方ぶりと言いつつ、GWに箱根の彫刻の森美術館には行ってました。ただあそこは屋外展示が主なので子供たちが多少うるさかろうが問題ないのと、一つずつの作品に想いを馳せる暇はなかったのです。

*2:2,3組ぐらい窓際の席を予約していたので次行くなら予約かな